住宅2階天井裏へ遮熱シートを施工しました。
今年の暑さもすごいですね!先日関西方面の住宅天井裏へ遮熱シートを施工しました。天気予報では、曇り、雨の予報で最高気温27℃程度でしたので、「今だ!」とばかりに工事を始めました。
ところが、色々とアクシデントがあり、想定通りにいきませんでした、、、。
工事開始は天井裏が暑くなることを想定し、午前8時からの工事にご協力いただきました!大変ありがとうございました!最初のアクシデントは準備した照明が点かなくなり、天井裏が真っ黒になってしまい、慌てて照明器具を手配しました。
現場を離れて約1時間少々でしたが、明らかに天井裏温度が上昇していました!
天井裏はグラスウールがきっちりと設置されており「グラスウールの効果」は十分出ていたと想像できます。
だんだん温度が上昇する中で遮熱シートを端部より施工していきます。すると「遮熱シートは熱を反射する」という効果が出てきます、、、。
今まではグラスウールが熱を吸収し、蓄積、放熱していましたから、天井裏もそれほどでもありませんでした。
しかし、遮熱シートを張って行くたびに温度が上昇し、とても天井裏に入れない状況となりました!そして、遮熱シートを施工する際に使用する道具が壊れ、、、。大変なことになりましたが、何とか終了出来ました。
この輻射熱というものは太陽から私たちに届けられる電磁波で、普段太陽光を浴びている私たちが受け止めているものです。
天井裏の狭い空間で強い輻射熱を浴びると、間違いなく「熱中症」もしくは最悪の状況となる可能性が高くなります。
一方、天井裏から2階の室内に降りてみると、、、先程の「輻射熱」を感じることが無い為、「モワっとした感じ」が無くなり、体感的に楽でした。
これは「冷房効果」ではなく「木陰効果」の方が説明しやすいですね。
工事終了後にご主人様より「暑さが違うね!」とお言葉をいただいた際には「よかった!」という気持ちと「熱い空間から脱出できた」(笑)という感情が入交じり、ホッとしました!
今年は早期から気温が高くなり、熱中症の方も出てきています!室内でも屋外でも、十分水分・塩分等をとりながら過ごしていきましょう!
夏本番はこれからです!